ナチュラルにコントラストをつけるバレイヤージュカラーってなに?

こんにちは。
表参道美容室5SCENEの冨田です。

本日はカラーテクニック。

「バレイヤージュ」

という技法のご紹介です。

ヘアカラー技術『バレイヤージュ』ってどういう意味?


バレイヤージュって聞きなれない言葉ですよね、、、。

バレイヤージュはフランス語で『ほうきで掃く』という意味。

さっとほうきで掃いたような、掃き跡を根元付近から毛先にかけて徐々にほうきでさっと掃いたような跡を作っていく技法。

根元からペタペタっとカラーをするのが一般的なように、海外ではバレイヤージュカラーが一般的に行われています。

普通のカラーとどう違うの?

よく外国人風とかグラデーションカラーとかありますよね?

そのカラーを施術する時に使うテクニックがバレイヤージュカラー。

よりナチュラルに陰影をつける。

根元が伸びてきても気にならない。

色が退色していくごとに色の変化も楽しめてより髪に動きが出て、全部の髪に塗布するというよりは、狙った部分に効果的に入れていくので髪を動かした時により髪の動きが強調されます。

根元を白髪染めで、毛先をバレイヤージュで自然に明るくもできます。

バレイヤージュは根元に薬剤をつけないで染めれるので、頭皮が敏感な方にもおすすめです。

色味の選択も幅広くできます!

日本人の髪の色素は赤みが強い方がほとんど。

白髪染めはブラウンの色味も入っているので、暗くなりやすく赤みが出やすい方もいらっしゃいます。

今のカラー剤は単色でも赤みを除去できてよりクリアな色にできますが、バレイヤージュを施してカラーをすることによってより赤みを除去し透明感、コントラストがつきよりオシャレになります。

バレイヤージュで使用する道具

冨田のバレイヤージュで使用する道具はカラーを塗布する時に使用する道具とちょっと違います。

基本的にこういうハケを使用してファッションカラー、白髪染めを行うことがほとんどで一般的です⇩

冨田はハケとコーム⇩

を使用して繊細にラインを描き欲しいところに薬剤でラインを描いてバレイヤージュをしていきます。

このコームとハケを使用する事で、白髪染めの時もバレイヤージュで毛先を明るく染めることができます。

バレイヤージュカラーの5つのメリット

バレイヤージュカラーのメリットをより具体的にご紹介します

①伸びてきてもバレイヤージュカラーは自然

バレイヤージュカラーのいいところは自然なコントラストが出るので、そのまま伸ばしていっても
『カラーが自然』というところ。

普通に均一に染めて根元が伸びてくると新生毛(黒い部分)と元々染めていた部分(きせんもう)に分かれます。

そうなると根元が伸びてきて境目ができてプリン状態になり、カラーしなくっちゃ、、。ってなるわけですよね。

バレイヤージュカラーは根元と毛先の繋がりをぼかすように染めていくカラーです。

そうすることで、伸びてきても根元が気にならないようにできるのと、毛先の色味も退色していくとどうしても黄色っぽくなってしまいパサついて見えてしまいますが、狙った部分に施すことでその部分が動きになり色が退色しても、それが動きになり時間がたっても楽しめます。

全体に明るくするので、白髪もぼかしながらカラーができます。

根元をぼかすと言うことは、黒い部分も残るわけです。

黒い髪が生えてきても自然に繋がったまま生えてくるので伸びてきて馴染んでデザインが崩れにくいとなるわけです。

全体にコントラストを作りながら根元もぼかすので、白髪があっても馴染みやすくなります。

※ただし、根元を自然にぼかす様に染めるには根元の新生毛がある程度(4〜5センチ)伸びてる状態でバレイヤージュをする方がオススメ!

塗布した仕上がりはこんな感じ⇩

②頭皮、髪へのダメージも少ない

肌が荒れやすい方。

アレルギーがありカラーができない方。

という方にも冨田にしかできないバレイヤージュカラーなら頭皮に負担なく安心してカラーができます。

根元に薬剤を塗布しないので肌が荒れることもありません。

全体にカラー剤を塗布することがなく部分的にカラーを入れていくので髪へのダメージが少ないです。

ブリーチなど強い薬剤でもバレイヤージュカラーなら負担を減らすことができます。

※白髪染めの場合は、明るさによって根元を白髪染めに染める場合もあります。


③簡単に明るく白髪隠し(ぼかし)やトーンアップができる

白髪が出てきた時に、白髪染めをするのもいいですが、バレイヤージュで簡単に白髪を隠したり、白髪染めで暗くなってしまった髪を明るくすることも可能。

明るさを全体に作ることで白髪もぼけやすく馴染みやすくなります。

④極力ダメージを軽減できます

最近のカラー剤は種類が豊富で、髪質に合わせて薬剤を選定できます。

頭皮が敏感な方にはオーガニックカラー。

色味をはっきり出したい方にはクリアなカラー。

コントラストをしっかり出したいときはハイトーン〜ブリーチ。

その髪質に合わせたカラー剤に、ダメージを95%カットする特殊なトリートメント剤をMIXしオリジナルカラーで髪、頭皮を薬剤から守ります。

⑤ブリーチ剤を使わないとバレイヤージュはできないの?
そんなことはありません。

最近のカラー剤ならダメージを与えることなくバレイヤージュができます。

なりたいイメージで使用する薬剤も違ってきます。

よりハッキリコントラストをつけたい場合は明るい薬剤かブリーチを使用します。

おすすめなのが、一度明るくコントラストを作ってから全体に希望の色をかぶせるというやり方。

最近では、ブリーチ剤で一度明るい部分を作ってから再度全体に希望色をかぶせる方法が多いです。

そうすることで色のバリエーションも広がるし、透明感抜群のコントラストが作れます。

最近のブリーチ剤ならダメージを最小限に抑えてバレイヤージュができます。

ブリーチを使用しない場合は、より自然なカラーになり普通にカラーするよりも塗布する部分が少ないので、ダメージも最小限に抑えられます。

注)履歴、髪の状態によっては明るくできない事があります。

よくあるご質問

Q.暗くなった白髪染めでも明るくできますか?
A.できます。
ただし白髪染めを頻繁にされている方は、カラー剤にブラウンの色が含まれてるので、一度ブリーチ剤を使用し白髪染めに入っているブラウンの色素を取り除く必要があるので、極力ダメージを軽減させて行いますが、髪のダメージ具合によってお受けできないことがあります。

Q.セルフでもバレイヤージュカラーはできますか?
A.できません。
バレイヤージュカラーは技術が必要なカラーテクニックです。ご自身で市販のカラー剤でバレイヤージュを行うと綺麗なカラーを表現できないのに加えてかなりのダメージが伴います。

Q.毎回バレイヤージュカラーをしないといけないですか?
A.毎回行う必要はありません
バレイヤージュカラーは時間が経過していくたびに、コントラストがつき馴染んでいきます。
一度綺麗に明るくすれば、毎回行う必要はありません。

Q.いつも赤みが出てしまい、くすんだ色味になりません。なりたい色になりますか?
A.バレイヤージュカラーは一度明るくベースを作ってから希望の色を重ねていくので、赤みのないくすみのあるクリアな色が表現できます。
ただし、毎回白髪染めをされていた方は、最初にオレンジ〜赤味が出やすい傾向にあるので、1、2回バレイヤージュを施してあげると赤みもなくなり綺麗なくすんだ色が表現できます。

Q.マニキュア、ヘナをしていてもバレイヤージュカラーはできますか?
A.できません。
マニキュア、ヘナをされている方は髪の表面に薬剤が付着しすぎているので、脱色するのが難しいです。回数を重ねていけば、少し明るくなる可能性もありますが、髪の体力なども考慮してお断りさせていただいています。

まとめ

いかがでしょうか?

いつものヘアカラーと違うちょっとおしゃれなバレイヤージュについてご紹介させていただきました!

毎回同じ色での白髪染めや、ファッションカラーにちょっとアレンジするだけでお洒落なカラーに変わります。

毎年トレンドカラーなどが注目されますが、トレンドカラーにプラスしてバレイヤージュの技法を取り入れることでよりおしゃれ度アップ!

いつものカラーがより楽しめると思います!

季節の変わり目に是非チャレンジしてみてくださいね!

ご予約はこちら⬇︎


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